
携帯電話代金は毎月支払い続けるものなので、他のキャリア(docomoやau等の会社)と比較して月々の支払金額に差があまりないように見えても、合計支払い金額はかなりの差になってきます。
また、そもそもどこのキャリアにすればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は大手キャリアと格安キャリアについて、価格等が気になっている人向けに、それぞれの料金比較とご紹介をしていきます。
キャリアの種類
まずキャリアの種類について説明する前に、そもそもキャリアとは?について、説明します。

大手はdocomo、au、ソフトバンクの3社やね


スマホ作ってる会社じゃなくて、
毎月の携帯代の払い先の会社のことね!
以上のもぐら夫婦の会話の通り、キャリアとは通信事業会社の事です。
先述の大手以外であれば、楽天モバイルやUQ、ymobile等が有名です。
(※厳密にはUQやymobile等の格安SIM系の会社はキャリアとは呼ばないようですが、ややこしいので本記事ではキャリアとして扱います。)
キャリア別料金
それでは早速、キャリア別のスマホ料金を紹介します。
皆さんご存知の通り、携帯電話は料金プランが複雑で種類も多い上に、プランも良く変わるのでざっくりしたまとめを作りました。
詳細は各社のHPをご参照下さい。
キャリア | docomo | au | ソフトバンク | 楽天モバイル | 格安系 |
---|---|---|---|---|---|
通信料金 | 6650円/月 | 9560~11150円/月 | 6580円/月 | ~2980円 | 1000~4000円/月 |
通話料金 | 20円/30秒 通話料定額サービスあり(700~1700円/月) | 20円/30秒 通話料定額サービスあり(700~1700円/月) | 20円/30秒 通話料定額サービスあり(500~1500円/月) | 20円/30秒 Rakuten Linkアプリ使用で無料 | 20円/30秒が多い |
通信安定性 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | △ |
備考 | dカード払い割、家族割等各種割引きあり | Amazon primeやNetflix等のサブスク付き | 家族割等あり | 地域によって通信速度が遅くなる可能性あり | 通信量は会社、値段により違うが3GB~無制限まであり |
表の通り、やはり大手キャリアはお値段が高めですね。
しかし、備考にも記載しましたが、大手には下記のようなメリットもあります。
大手キャリアのメリット
・多くの地域で通信環境が安定している
・家族割等のプランが充実している
・店舗数が多く、携帯の扱いが苦手な人に優しい
・電話かけ放題プランがある
・使えるデバイスの種類が多い
逆に言えば、上記のような部分にメリットを感じない人は格安simや後述の格安プランで契約する事をオススメします。
大手キャリアのデメリット
・料金が高い
・プランが複雑な場合が多い
大手キャリアのデメリットは上述の通り、価格が高い事等が挙げられます。
格安SIMのメリット
・安い!
・プランがシンプル!
格安simについては、一番のメリットは月々の支払いが安い事ですね。

格安SIMのデメリット
・通信が安定しない地域もある
・店舗がない(少ない)
・使えるデバイスに制限がある

店舗がなかったり、少ない事から、スマホが苦手な人にはハードルが高いかもしれません。
つまり、お値段は安いのですが、スマホ契約等を理解して、ある程度自己完結できる力*が必要だったり、お住まいの地域の通信環境に依存するため、契約される際は事前チェックが必要になります!
その時はお忘れなく!
※スマホ契約等は調べたり勉強して、落ち着いて臨めば問題ありません
大手キャリアの格安プラン
次に、2021年から開始の大手3社が開始した格安プランについてご紹介します。
会社 | docomo | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
プラン名 | ahamo | povo | LINEMO |
税込通信料 | 2970円 | 2728円 | 2728円 |
5分の通話料金 | 0円 | 500円 | 500円 1年は無料 |
データ通信量 | 20GB | 20GB | 20GB |
データ通信量 追加料金 | 500円/GB | 500円/GB 200円/GB | 500円/GB |
20GB以降の 通信速度 | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
同じ会社からのSIM交換 | 不要 | 不要 | 必要 |
前述のプランと比較するとかなり安くなっていますね。
それに各社値段はほとんど変わりませんね。
個人的にはauのpovoのデータ通信量追加が1GBで500円に加えて、24hで200円という時間で値段が決まるというのは面白いなと思いました。
「明日は1日動画見る日!」とか前もって通信量が多くなる事が分かっている場合は通信量をお得にする事ができるかもしれませんね。
注意点は通信量が20GB固定なので、通信量をあまり使わない人は格安SIMの方がおすすめになります。

理由は単純です。
地元での電波はdocomoが最も良いからです。。。
お値段にそこまで大きな差がないので、帰省した時の事を考えてahamoに決めました。
結論どこがおすすめ?
スマホキャリアについてご紹介しましたが、おすすめは下記の通りです。
大手キャリアがおすすめな人
- スマホ契約を1人でする事に自信がない人
- 家族割等を駆使すれば格安プランや格安SIMよりお得になる人
格安SIMがおすすめな人
- あまり通信量を使わない人(wi-fi通信のみ等の人)
格安プランがおすすめな人
- ネットを使って1人でも契約できる人
- 月々の通信量が3~20GBの人
まとめ
今回はスマホキャリアについて解説しました。
キャリアを考え直す際には以上を参考にしていただければと思います。
皆さんの携帯支代が今より安く抑えられるようになりますと幸いです。