はじめに

これから妊活を始めようとしている方、同じように悩みながら頑張っている方にとって、少しでもヒントや安心材料になれば嬉しいです。
第1話では、「妊活を始めようと思ったきっかけ」や「最初に取り組んだこと」についてお話します。
妊活を始めたきっかけ
20代半ばで結婚した私達。
もともと「すぐに子どもが欲しい!」という気持ちが強かったわけではなく、しばらくはふたりの生活を楽しんでいました。
そんな日々のなかで、周りの同級生たちから届く出産報告が少しずつ増えはじめました。
焦っていたわけではありませんが、

と自然に思うようになったのが妊活のはじまりです。
最初はタイミングさえ合えば、きっとそのうち…と、ざっくりとした気持ちでした。

最初に取り組んだ妊活のかたち
生理が来てもあまり落ち込むことはなく、「そのうち赤ちゃんが来てくれる」と思って過ごしていました。
けれど、そうして気づけば1年近くが経っていたのです。

仕事が落ち着いた頃に妊活を再開。その頃には30代に突入していました。

ようやくネットで情報収集を開始したのでした。
基礎体温とタイミング法の実践
まず取り組んだのは、妊娠しやすいタイミングについての学び直しです。
調べてみると、
卵子の寿命は排卵後24時間程度
精子は体内で2〜3日程度生きられる
つまり「排卵のタイミングに合わせて行動することが大切」と知り、私たちの考えが甘かったことに気づきました。

排卵日を予想するために「婦人体温計」を購入し、毎朝の基礎体温をアプリに記録していきました。

実際に測ってみると、低温期・高温期の変化もはっきりと出て、排卵日も予測しやすくなりました。

他には葉酸サプリを始めたり、食べ物にも注意をするようになりました。

タイミングを取ってからは、妊娠中に控えたほうがいいと言われている食べ物や飲み物(カフェインや魚などの生もの、アルコールなど)を避けるように意識していました。
そういった生活を何ヶ月も続けていきました。
まずは自分達だけで頑張った妊活。その結果は・・・
自分達で考えて、たくさん調べた妊活、それでも予定日にちゃんときてしまう生理。


いつも夫はそう言ってハグをしてくれましたが、だんだんと私の心には焦りが募っていきました。
体温が気になりすぎて夜中に目が覚めたり、基礎体温のグラフを眺めてみたり、妊娠初期症状について何度も検索したり・・・
SNSで友達の子供の写真を見る度に思いました。

妊娠して、無事に赤ちゃんが生まれるって、奇跡みたいなことなんだなと実感する日々でした。
「病院で相談してみよう」と決めた日
体温を測ることが逆にストレスになっているかもしれないと、夫と相談して思い切ってしばらく体温測定をやめることに。
そして、「一度、病院で相談してみよう」と夫婦で話し合いました。



こうして、夫婦で一緒に妊活に向き合う一歩を踏み出しました。
ーー続くーー
次回、産婦人科受診編です。
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妊活、初めての産婦人科受診。不安と期待のなかで(第2話)
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