はじめに

たくさん悩み、迷いながらも前に進んできた私たちの歩みが、同じように妊活に向き合っている方の参考になれば嬉しいです。
不妊治療専門のクリニックに通い始め、ステップアップして人工授精に進むことに。
第4話は、人工授精の体験談と妊娠が判明するまでのお話です。
第3話はこちら↓
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不妊治療クリニックへ。私たちが進んだ新たな道(第3話)
前回(第2話)はこちら↓ 第1話はこちら↓ 不妊治療専門クリニックの情報収集 調べてみると病院の情報だけでなく、不妊についての基礎知識から不妊の原因、どのような検査や治療を ...
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第1話はこちら↓
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30代夫婦の妊活スタート。私たちの最初の一歩(第1話)
妊活を始めたきっかけ 20代半ばで結婚した私達。 もともと「すぐに子どもが欲しい!」という気持ちが強かったわけではなく、しばらくはふたりの生活を楽しんでいました。 &nbs ...
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職場への報告
人工授精が始まると、通院の頻度が増えると聞いていたため、職場のスタッフへ不妊治療をしていることを打ち明ける決意をしました。
私は医療機関で事務として働いており、スタッフは先生を始め皆さん女性。
子供がいる主婦が多い職場なので、正直相談はしやすい環境だったと思います。

休む機会が増えると思います。ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただけると嬉しいです。
打ち明けるのはすごく勇気がいりましたが、皆さん「うん、うん、大丈夫だよ」と聞いてくれたのですごくありがたかったです。
さらに報告をしてから、「仕事でもストレスをためないほうがいいよ!」と私の仕事を手伝ってくれる方がいたりと、本当に職場に恵まれているなと感じました。

人工授精1回目スタート
2022年4月から不妊治療が保険適応になり、もちろん人工授精も保険でできるのですが、最大6回までと適用回数が決められているとのことでした。

人工授精の施行日を決めるため、事前に生理開始日の3日後と12日後の2回通院が必要でした。
ホルモン値測定やエコー検査で確認をします。

毎回採血やエコーしていると慣れてくるなあ…
当時の流れ
・自宅で採精し病院に提出
・約1時間かけて精子を洗浄・濃縮(精製)
・その後、人工授精の処置
処置自体は数分で終了し、痛みもほとんどなし。


病院の判定薬は、早期に検査をして分かるタイプのものだったので購入することに。

1回目の結果
生理予定日の少し前に判定薬を使ってみましたが、結果は陰性。
その後予定日に生理がきました。


人工授精2回目
流れは1回目の時と全く同じでした。



そう言いつつ、いつも通り妊娠初期症状について調べまくるのでした。
突然の体調不良
2回目の人工授精を終えて10日後。
その日は休日で夫婦2人で遊びに行くことに。
自転車で少し遠出をしました。(10㎞くらい)
帰宅後突然の腹痛が私を襲い、トイレで嘔吐。


私は「食べすぎた」としか思っていなかったのですが、夫は何かを察していたようでした。
夜中に目覚めて…
それから数日後、生理予定日前日。なぜか夜中の4時頃目が覚めました。
待ちきれず、病院で購入した判定薬を使ってみることに。
すると…

たたき起こしてでも夫に報告したかったのですが、すやすや気持ちよさそうに眠っている顔を見て、仕方なく起きるまで待つことに。

覚醒したまま朝を迎えたのでした。
夫へ報告
SNSなどでよくサプライズで夫にエコー写真と共に報告をしている動画を見るのですが、そんなことはしません。検査を受けるまで待てるはずがありません。
翌朝すぐに夫に伝えました。



でもまだ油断できないから!来週病院に行ってエコー検査してもらうね!

後日改めて判定薬を使用しました。

病院で妊娠確認
その1週間後、病院に受診し確認をしてもらいました。(この時はまだ不妊治療の病院です)
ここから数回は当院に受診してもらって、その後は産婦人科に紹介しますのでどこに通院するか決めておいてくださいね


このときいただいた初めてのエコー写真は、今でも大切に保管しています。
感謝の気持ち
妊活を始めて約3年、ようやく私たちのもとに、小さな命がやってきてくれました。
専門病院に転院してわずか3ヶ月での妊娠でした。
迷いながらも病院を変えて本当によかったと思っています。
私に合った治療をスピーディに行ってくれた専門病院の先生、そしてアドバイスをくれた職場の院長先生、協力してくれた職場スタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。


まだまだ妊娠初期。これから9週の壁や12週の壁など乗り越えていく必要があります。

次回からは妊娠編に突入です。
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