はじめに

たくさん悩み、迷いながらも前に進んできた私たちの歩みが、同じように妊活に向き合っている方の参考になれば嬉しいです。
第2話では、近所の産婦人科で不妊相談を始めたものの、思うように進まず悩んでいた私たち夫婦。
勤務先の院長先生の助言をきっかけに、不妊治療専門クリニックへ転院することを決めました。
今回は第3話。不妊治療専門病院での初受診から人工授精前までの道のりをまとめています。
前回(第2話)はこちら↓
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妊活、初めての産婦人科受診。不安と期待のなかで(第2話)
第1話はこちら↓ はじめての産婦人科探し ①家から通いやすい距離にある 私達は車をもっていないため、できれば自転車か徒歩で通えるところ。 ②不妊治療と分娩、どちらにも対応し ...
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第1話はこちら↓
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30代夫婦の妊活スタート。私たちの最初の一歩(第1話)
妊活を始めたきっかけ 20代半ばで結婚した私達。 もともと「すぐに子どもが欲しい!」という気持ちが強かったわけではなく、しばらくはふたりの生活を楽しんでいました。 &nbs ...
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不妊治療専門クリニックの情報収集

調べてみると病院の情報だけでなく、不妊についての基礎知識から不妊の原因、どのような検査や治療をするか、費用がどのくらいかかるかなどが記載されており、よく知ることができました。


予約者専用サイトでは不妊治療の流れや、不妊治療種毎のリスクなどの基礎的な内容だけでなく、最新の研究内容まで紹介されていました。
特に私が驚いたのは、基礎体温についての話。

ストレスになるなら、やめていいんだ…!
「安心して相談できそう」と感じた私たちは、初診は夫婦で一緒に受診することに決めました。
専門病院へ
初診
初回は生理が終わってすぐのタイミングで受診をしました。
専門病院ということもありとても人気で、予約を取っていきましたが2時間程待ちました。
1回目の診察 感染症検査
最初に予約者専用サイトで事前に勉強したことを、再度サラッと説明してくれました。


今日は感染症の検査からさせていただきます。


今後、人工授精へ進む可能性も考え、夫も一緒に検査を受けました(2人で約16,000円/自費診療)。
治療計画書もいただき、「ようやく本格的に始まるんだな」と実感しながら帰路につきました。
待ち受ける様々な検査
2回目の診察 ホルモン値測定
案の定来てしまう生理。
生理開始から2~5日目までに受診すれば大丈夫とのことだったので、2日目に受診をしてきました。
前回の感染症検査は異常ありませんでした。
今回はホルモン値を参考にしながら、排卵の時期を確認します。

卵管通水検査とは、カテーテルで生理食塩水を流し、卵管の詰まりを確認する検査とのこと。
この検査をすることで通りが良くなり、妊娠の確率が上がるかもしれないと。

そう思いつつも、ビビりな私は帰宅後に卵管通水検査についてネットで調べまくるのでした。
3回目の診察 卵管通水検査
いよいよ卵管通水検査当日。



カテーテルが入るまでは違和感だけで特に痛みはありませんでした。
生理食塩水が入ってくると言われた通り生理痛のような痛みが始まりました。
次第に強くなっていく痛み。




もしかして普段痛いと思っていた生理痛が実は軽くて、皆もっと強い痛みに耐えてるのかな?と、思ってしまうくらい痛かったです。
検査の時間は思っていたよりも短く、あっという間に終わりました。
フーナーテストをしましょう

フーナーテストは、タイミング後に子宮の粘膜を採取して精子の数や運動性を確認する検査とのこと。

帰宅後早速夫に報告しました。


タイミング後に長時間経過しないように朝の受診だったので、仕事は遅刻して出勤することに。

ステップアップ
4回目の診察 フーナーテスト
この日は平日の朝1番で人が少なく、すぐに診察に呼ばれました。
検査自体は粘膜採取だけなので、痛みは全くありませんでした。
先生が顕微鏡で確認、私もモニターで見ることに。






人工授精についての同意書や説明書を受け取り、仕事へ向かいました。
ーーー続くーーー
次回はいよいよ人工授精開始、そして職場への報告をします。
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人工授精にステップアップ。前に進むための治療のかたち(第4話)
第3話はこちら↓ 第1話はこちら↓ 職場への報告 人工授精が始まると、通院の頻度が増えると聞いていたため、職場のスタッフへ不妊治療をしていることを打ち明ける決意をしました。 私は医療機関 ...
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