妊娠初期の代表的な症状といえば「つわり」ですね。

吐き気や倦怠感、食べたいのに食べられない日々…!
この記事では、私が経験したつわりの症状・時期・対処法について紹介します。
つわりの症状は1人1人全く違います。
あくまで一個人の体験ですが、どなたかの安心材料になれば嬉しいです。
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私のつわりの時期と症状について
つわりはいつから始まった?
私の場合、つわりが始まったのは妊娠7週目ごろでした。
妊娠4〜5週目の間は、つわりらしい症状は特に感じませんでした。
ただ、生理前のような身体のだるさや重さがあり、「なんとなく調子が出ないなぁ」という感覚でした。
この頃は、まだ妊娠に気づいていない方も多い時期ですよね。

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妊娠6週目には赤ちゃんの心拍を確認。
この頃もまだ吐き気はなく、焼きそばやラーメンなど、こってり系のごはんも普通に食べられていたんです。
そして「これがつわりかも…」と明確に感じ始めたのが妊娠7週目でした。
どんな症状が出た?
最初は、軽い車酔いのような気持ち悪さがずっと続くような状態でした。
まだ吐くほどではなかったものの、何をしていても不快で、じっとしていてもムカムカ…。
これがかなり辛かったです。
続く妊娠8週目あたりから症状が強まりました。
食べられるけど、食べた後に吐き気がする
においに敏感になる
とにかく眠い(仕事中もまぶたが重い…)
この頃からキッチンに立って料理をすることができなくなりました…。
9週目頃には症状はピークに。
食後、少し動いただけで吐き気がこみ上げてきて、動けずに横になる日も…。
特につらかったのは炊きたてご飯のにおい。
炊飯器のそばにいなくても、家の中に充満したご飯の香りで気持ち悪くなってしまうほどでした。
妊娠10週目頃から、少しずつ症状が落ち着いてきました。
11週目には、自分で簡単なご飯を作れるくらいに回復。
ただ、空腹時と食後は相変わらず気持ち悪さを感じやすく、油断するとすぐにムカムカしてしまうので、こまめにちょこちょこ食べるようにしていました。
12~14週にかけて気持ち悪さは減っていき、15週で完全につわり症状が終わりました。
中には何をしても何を食べても吐いてしまって、点滴入院になる方もいるつわり期。
私の場合は「食べられるだけマシ」とは思いつつも、それでもかなりしんどい2ヶ月間でした。

つわりピーク時の1日の過ごし方
私は妊娠中もフルタイムで働いていたので、つわりがつらい中でも出勤していました。
(仕事は医療系で、デスクワーク多めです)
ここでは、つわりピーク時のある1日のスケジュールを振り返ってみたいと思います。
■ 6:00 起床
朝起きた瞬間から気持ち悪くて最悪のスタート。
とりあえず水を一口飲んで、しばらく布団の中で気持ちを落ち着かせてからゆっくり準備を始めます。
■ 6:30 朝食
満腹になると気持ち悪くなってその後の行動が制限されるため、少しだけ口にいれます。
■ 7:30 仕事へ出発
通勤は徒歩と電車。夫が駅まで付き添ってくれるのでゆっくり歩いていきます。
満員電車を避けるため、少しだけ時差出勤。
■ 8:30 仕事開始
さっぱりした飴をなめながら仕事をします。必要以上に動きません。
■ 10:30 小休憩
職場の許可を得て、小さいおにぎりを食べます。空腹の気持ち悪さを防ぎます。
■ 13:00 昼休憩
冷たいおにぎりを食べます。他スタッフさんのお弁当には近づかないようにします。
■ 14:00 午後の仕事開始
午前同様、飴をなめながらひたすら作業をします。
■ 18:00 終了、帰宅
帰りの電車はずらせないので、帰宅ラッシュでかなりキツイです。(満員で座れない)
最寄り駅についたらベンチで一休みしてから帰宅します。
■ 19:00 夕飯
食べたい物は日によって違うので、夫に伝えると買ってきてくれます。料理も夫に任せます。
つい食べすぎて後悔することもしばしば…。食後は動けなくなるので、すぐ横になって休んでいました。
■ 22:00 風呂
お風呂に入るのも一苦労。できるだけ短時間でサッと済ませます。
■ 23:00 就寝
枕元にお水を用意して、体を横に。夜中に気分が悪くなって目が覚めることもありましたが、ぐっすり眠れた日はラッキーでした。
以上が働いている日の1日でした。
休みの日は夫に甘えて何もしません。ずっと寝たきりです。
吐き気が強くて全く眠れなかった日や、朝から動けない日は仕事を休んでいました。
2ヶ月間のつわり期間の中で、3-4日くらいだったと思います。

つわりを少しでもラクにしたのは?
私の場合、つわりを完全に「ラクにする」ことはできませんでしたが、それでも少しでもマシに感じられた工夫やアイテムがいくつかありました。
- 空腹を避ける
- とにかく食べれるものを食べる
- マスクでにおいブロック
「今、何だったら少しでも食べられそうか」を見つけることが一番効果的だと思います!
空腹状態は気持ち悪くなりやすい人が多いです。「ちょこちょこ食い」がおすすめです。
食べやすかった食べ物・飲み物
おにぎり
これは私だけなのかもしれませんが、なぜか「焼きおにぎり」しか食べたくない時期がありました。
毎回食べたいと私が言うので、夫が手作りしてました。

ピーク時は小さく作ったおにぎりが空腹を防いでくれるので、仕事中食べていました。
温めずに冷たいままがとても食べやすかったです。

蒟蒻畑
特につわりピーク時、何度助けられたか…!
夜中気持ち悪くて眠れなくなった時に、真っ暗な中一人で蒟蒻畑を食べたこともありました。
冷蔵庫で冷たくしておくのがポイントです。
盛岡冷麺
スーパーに売っている「盛岡冷麺」。
休日によく食べていました。冷たくてさっぱりして食べやすいんです…!

梅の飴
梅に限らず、酸っぱい飴がおすすめです!
酸っぱさが気持ち悪さを紛らわしてくれます。特に仕事中助けてくれました…!

野菜ジュース
毎日の昼食のお供でした…!
甘ったるくなくて飲みやすいし、野菜ジュースなのであまり罪悪感がないです。

毎日続けるものはかかりつけの産婦人科に伝えておくと安心です!
広島風お好み焼き
これはたぶん私だけです。真似はしない方がいいです!(したくないと思いますが…)
もともと広島風お好み焼きが大好物!ということもあり、つわり関係なく食べれました‥!
オタフクソースが好きで、たこ焼きも作って食べていました。

パートナーや家族にしてもらって嬉しかったこと
私たちは実家が遠方にあるため、親や親戚、友達も近くにはいません。
そう、辛い時に頼れるのは「夫」だけなのです!
つわりピーク時は家事を全て夫がやってくれていました。
「俺がやって当たり前でしょ」という感じを出しながらやってくれたので、とことん甘えさせてもらいました…!!
「これが食べたい」と言えばスーパーがあいている時間であれば何時でも買いに行ってくれました。
刺身や寿司などのなまものを我慢している私と一緒に食べるのを我慢してくれました。
その他にもちょっとした気遣いがとても助かりました。
階段の上り下りで手を貸してくれたり、荷物を持ってくれたりなど…。

まとめ:振り返って思うこと
つわりの症状や辛さは本当に人それぞれで、「これが正解」という過ごし方はありません。
私自身、つわりの2ヶ月間は想像以上にしんどくて、今振り返っても「本当によく頑張ったなぁ…」と自分に声をかけたくなります。
そんな中で助けになったのは、ちょっとした食べやすいものの存在や、そっと支えてくれた夫の優しさでした。
「つわりはいつか終わる」と頭では分かっていても、その最中は本当に辛いもの。
もし今、この記事を読んでくださっている方がつわりの真っ只中にいるとしたら、無理せず、自分の心と身体を第一に過ごしてほしいなと思います。
そして、どんな形であれ、少しでも「自分だけじゃないんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。