
車を持たない生活で赤ちゃんとのおでかけをする時、欠かせないのが「ベビーカー」と「抱っこ紐」。
私は生後1ヶ月から抱っこ紐(おさがり)を使い始め、生後2ヶ月でベビーカー(AB型)を購入しました。
どちらも実際に使ってみると、それぞれにメリット・デメリットがあり、「状況に応じて使い分けること」がとても大切だと実感しました。
この記事では、車なし育児の私が体験したベビーカーと抱っこ紐の使い分け方を、リアルな体験談を交えてお伝えします。
同じように迷っている方の参考になれば嬉しいです。
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抱っこ紐を使った体験談
生後1か月から使い始めた抱っこ紐
新生児期(生後1か月まで)は、体温調整が難しかったり感染症にかかりやすかったりするため、ほとんど外出をしません。
妊娠中から「抱っこ紐を買うなら生後1ヶ月を過ぎてから」と決めていました。
ところが出産後、夫の弟夫婦から大量のおさがりが届き、その中になんと抱っこ紐が!
正直「抱っこ紐って高いから助かる…!」と思いました。
最初は装着に手間取ったものの、慣れてしまえば簡単。
ぐずって全然泣き止まない時や、短時間の散歩で大活躍しました。

子どもも抱っこ紐に入るとよく眠ってくれます。
抱っこ紐のメリット
- 家の中でも使える
- 赤ちゃんが落ち着きやすい
- 両手が空く
- 雨でも外出できる
- 電車やバスに乗りやすい
- 狭い通路や混雑したお店でも動きやすい
お散歩だけでなく、家でぐずっているときにもよく使いました。
抱っこ紐で密着すると赤ちゃんが安心するのか、すぐに落ち着いてくれることが多いです。
両手が空くのも大きなポイント。
外出時は荷物を持てるし、自宅では抱っこしながら簡単な家事もできます。
ワンオペ育児のときは本当に抱っこ紐に助けられました。
さらに、ベビーカーでは入りづらい電車やバス、狭いお店も抱っこ紐ならスムーズ。
特にバスは乗り降りがしやすく、揺れでバランスを崩す心配も減ります。
抱っこ紐のデメリット
- 長時間付けていると肩や腰が痛くなる
- 暑い(特に夏場)
- 長距離のお散歩には不向き
普通の抱っこを続けるよりは楽ですが、1時間以上つけっぱなしだと腰が辛くなってきます。
また、夏は赤ちゃんと密着するため汗だくに…。
そのため、長時間の外出より「近所を30分程度散歩する」くらいがちょうどよかったです。
ベビーカーを使った体験談
生後2か月でAB型を購入
生後1か月の頃は近所の散歩だけでしたが、生後2か月を迎えたタイミングでベビーカーを購入しました。
私たち夫婦は車を持っていないため、妊娠中からベビーカーは必須だと考えていました。
ただ、悩んだのは「どの種類を選ぶか」ということ。
ベビーカーの種類
- A型ベビーカー:生後1か月~使用可。フルフラットに近い状態で赤ちゃんを寝かせられる。
- B型ベビーカー:お座りができる生後7か月頃~使用可。軽量で持ち運びがしやすく、折り畳むとコンパクト。
- AB型ベビーカー:生後1か月~使用可。A型とB型両方の特徴を兼ね備えるが、価格は高め。
当初は「夫が半年間の育休を取る予定(生後7か月頃まで一緒にいる)」ことや、先輩ママから「大きいベビーカーは使わなくなることが多い」と聞いたことから、B型ベビーカーが候補に上がっていました。
しかし「本当にお座りできるまで抱っこ紐だけで過ごせるのか…?」と考えると不安に。
最終的に、値段は張るもののA型とB型の良さを兼ね備えたAB型ベビーカーを購入することにしました。
私たちが選んだのは「ピジョンのランフィ」。
押しやすく小回りが利くシングルタイヤ、対面と背面のスムーズな切り替え、重さ約5.9kgと比較的軽めなのが特徴です。
実際に店舗で試し押ししてから購入しました!
ベビーカーのメリット
- 長時間の移動が楽になる
- 外出の幅が広がる
- 荷物も載せられる
- 一時的な寝かし場所になる
抱っこ紐に比べて親の負担が減るので、長距離の移動がしやすくなりました。
購入してからはショッピングモールやスーパーなど、抱っこ紐だけでは行きづらかった場所にも出かけられるように。
荷物もベビーカーに積めるため、手がふさがらず快適です。
フックをつければさらに荷物を掛けられるので、買い物のときに重宝しました。
また、揺れが心地よいのか赤ちゃんがすぐ眠ってくれることも多く、一時的な寝かし場所としても便利でした。
ベビーカーのデメリット
- 収納スペースをとる
- 値段が高い
- 混雑した場所で使いにくい
- 階段や段差で不便
AB型ベビーカーは折り畳めるものの、どうしても場所をとります。
我が家も最初は折り畳んで玄関に置いていましたが、次第に面倒になりそのまま置くように…。
玄関が狭いと特に邪魔に感じます。
また、人混みや狭い通路では周囲に気を配る必要があり、近くにエレベーターがない場合は階段で持ち上げなければならないので大変です。
値段は幅広いですが、AB型だと5~7万円くらいはする印象です。
機能性を考えれば納得ですが、決して安い買い物ではありませんでした。
車なし育児だからこそ感じた使い分け
近所や短時間のおでかけは「抱っこ紐」
自宅近くのスーパーやコンビニへの買い物は、さっと使える抱っこ紐が便利です。
泣き止まないときに30分ほど近所を散歩するのにも役立ちました。
我が家では外出するとき、ベビーカーの荷物入れに抱っこ紐を常備しています。
出先で赤ちゃんがぐずったときにすぐ切り替えられるので安心です。
また、バスや電車に乗るときも抱っこ紐が大活躍。
乗り降りがスムーズで周囲に気を遣いすぎずに済み、赤ちゃんも密着していることで落ち着いてくれます。
「長時間・買い物や遠出」はベビーカー
少し離れたスーパーやショッピングモール、公園などへ行くときはベビーカーを使います。
オムツポーチやミルク、水筒など荷物が多くなるおでかけでも安心。
フックをつければさらに荷物をかけられるので、買い物がぐんと楽になりました。
外食時もベビーカーは便利です。
フードコートなどで食事をするとき、赤ちゃんをベビーカーに座らせて待っていてもらえると、ゆっくり食事ができます。
状況に合わせて臨機応変に
「今日は短時間だから抱っこ紐」「荷物が多いからベビーカー」と、シーンに合わせて使い分けるのが快適に過ごすコツ。
赤ちゃんの機嫌や体調によってもベストな方法は変わるので、どちらも用意しておくと安心です。
まとめ
ポイントまとめ
- 近所や短時間のおでかけ → 抱っこ紐
- 荷物が多い・長時間のおでかけ → ベビーカー
- 車がなくても、両方を上手に使い分ければ快適に過ごせる
実際に使ってみて感じたのは、「抱っこ紐とベビーカーのどちらか一方」ではなく、それぞれに役割があるということです。
車がない生活では移動や荷物の持ち運びが大変に思えますが、抱っこ紐とベビーカーをシーンに合わせて使い分けることで、お出かけのハードルがぐんと下がりました。
「どちらを買うべき?」と迷う方も多いと思いますが、両方持っていることで安心感が生まれると感じています。
ぜひライフスタイルに合う方法を見つけてくださいね!
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