はじめに

たくさん悩みながら取り組んできた私達の経験が、同じように頑張っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
破水から約18時間、本陣痛からわずか4時間50分で無事に出産を終えた私。
今回は産後の入院生活の様子をお届けします。
第12話、スタートです。
第11話はコチラから↓
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出産直後
出産を無事に終え、処置などして病室に戻ったのは夜中の1時。

傷口は痛むしフラフラするし疲労でぐったりでした。
しかし産後ハイになっているのか、目は完全に覚醒。
すぐに夫に電話をする私。(個室の病室でしたが、念のため小声で)
産院のスタッフさんが出産直後の様子の動画や写真を撮ってくれていたので、2人で見ながら振り返りました。





その後母親にLINEを送ると、夜中の2時にも関わらずすぐに返事が返ってきました。
普段LINEを全くしない父親からも「頑張ったね」と一言メッセージがきて嬉しかったです。
幸せな気持ちで眠りにつきました。
産後1日目
フラフラな朝
朝6時、助産師さんが病室へ来てくれました。


平気だと思って立ってみると視界がぐわんぐわん回りました。



すごく会いたい気持ちはありましたが、とても赤ちゃんのお世話をできる状態ではなかったので、ここは助産師さんにお任せすることに。
産院で出るご飯はとても豪華で美味しく、レストランで食べてるみたいでした。

妊娠中は我慢ばっかりしてたから嬉しいよー!!
産後の身体にしみわたりました。
↑これは夕食ですが、こんな感じの豪華なご飯が毎日でした!
点滴の効果もあり、その日のお昼頃にはゆっくり歩けるように。
シャワーも浴びることができました。

初めてのお世話
15時、赤ちゃんが病室にやってきました。ほぼ同時に夫も到着。
抱っこをするのも最初は恐る恐る…!

助産師さんが来てくれて、一緒にオムツを変えたり母乳やミルクを飲ませたりしました。

初日はあまり泣くことなく、いい子にしてくれていて助かりました。
産後2日目
この産院を選んで良かったことの1つが「赤ちゃんを夜間預かってくれる」ことです。
産後の体力がない時に2-3時間置きの授乳は辛いものがあります。
入院中だけでも夜間しっかり休むことができてすごく助かりました。
いきなりのミッション
2日目、朝食を食べ終えた頃に赤ちゃんがやってきました。
昨日は大人しくいい子にしてくれていた我が子。
しかし今日は病室に来た時からギャン泣き。

そう言って助産師さんはすぐにどこかに行ってしまいました。

まずはオムツ交換からしようと、オムツを開くと・・・
なんとそこには真っ黒いウンチがびっしり。(最初は胎便という黒い便らしい)

あたふたしながらもなんとかオムツ替え、そして母乳(吸わせるだけ)とミルクをあげることに成功。
そして何気に難易度が高いゲップ。
助産師さんには「まだミルクの量も少ないし、出なかったらそれでいいよ」とは言われましたが…
マスターするにはまだまだ時間がかかりそうです。
時間が空けば開通マッサージ機でひたすらマッサージ。

産後3日目
3日目はなんと朝から無料で「産後エステ」が受けられるということで行ってきました。

もちろん、その間赤ちゃんは預かってくれます。至れり尽くせり…!
少しずつ分かってきた
3日間一緒にいて分かってきたこと。
我が子はとにかくよく寝る、よく飲む!
泣くときはだいたいお腹が減っている時かオムツが気持ち悪い時。
ミルクを飲むとすぐ寝て、ベッドにおいても起きません。

眠気が勝ってるのかな?
実際隣の病室からはずっと泣き声が聞こえてきていました。

その頃夫は…
夫は毎日面会には来れず、遅くまで仕事をする日も。
もともと予定日に合わせていた仕事のスケジュールや育休取得。
3週間早まったことで、休んだり早上がりをする日を作るため残業をせざるを得ない状態に。
休みたいけど、引き継ぎもあってかなり忙しい毎日になりそう…


産後4日目
いよいよ明日は退院日。
傷口はまだ痛くて、悪露も出ていましたが、スタスタ歩けるまでに回復。
マタニティブルーもまだなさそうです。

赤ちゃんもミルクの量が徐々に増えてきて、とても順調ですが…
吐き戻しが出てきて少し不安な面も。
抱っこはまだ恐る恐るで慣れず。ゲップもへたくそです。
母乳はほんの数滴出るようになったかな?くらいで、まだまだかかりそうです。

夫には仕事で忙しい中、自宅のベビーベッドのセッティングや哺乳瓶の除菌をお願いしました。

ミルクとオムツは退院後に購入することに。
(ミルクは産院から1缶プレゼント、オムツは試供品が大量にあったので)

退院日
退院日当日。
ミルクやオムツなどたくさんのプレゼントをいただきました。
(病室に置いてあったティッシュまでもらいました)
最後の先生の診察。
耳の検査も採血も問題ありませんでしたよ!
赤ちゃんの名前、とても素敵ですね


赤ちゃんと私、ツーショットを撮ってもらい、退院となりました。


ブカブカな服が愛おしい…!
3人仲良くタクシーに乗って自宅に帰りました。
ーー終ーー
ここまで妊活から和痛分娩での出産までのリアルな体験談を綴っていきました。
妊活を開始してから妊娠に至るまでは3年ほどかかりましたが、妊娠してからは順調に進んでいた方だと思います。
まさか早産(1日だけ)になるとは思っていませんでしたが…。
何はともあれ元気に生まれてきてくれた息子、私達のもとに来てくれてありがとう!
仕事をしながら家事のほとんどをしてくれた夫、ありがとう!
自分もフルタイムで働きながらよく頑張った!
そして和痛分娩を選ばせてくれた産院、産後のケアまで最高でした、ありがとう!
これから始まるドタバタ育児の様子はまた別記事にて。
お楽しみに。