
出産前、「新生児期に必要なもの」を調べに調べて、いろんな育児グッズを準備しました。
いざ赤ちゃんとの生活が始まって——
「これ準備しててよかったー!!」というものもあれば、
「あれ、あんまり使わない…」というアイテムもありました。
今回は、0ヶ月の新生児育児を実際に経験した中で、毎日のように使っていたアイテムをご紹介します。
出産準備中のプレママさんや、これから育児を始める方の参考になれば嬉しいです。
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新生児期の毎日を支えてくれた育児アイテムたち
授乳・ミルクに関するアイテム
ミルク(はぐくみ)

出産した産院が「はぐくみミルク」を採用していたので、退院後も同じミルクを使うことに。
我が子には合っていたようで、ひどい便秘などはなく使い続けています。
哺乳瓶(ピジョン)
ルナルナベビーのプレゼント応募でピジョンの哺乳瓶が当たったのをきっかけに、ピジョンの哺乳瓶で揃えることにしました。

我が家では、プラスチック製を2本・ガラス製を1本使っています。
プラスチック製:軽くて割れにくく、持ち運びに便利
ガラス製:少し重いけれど、ミルクがすぐ冷めるので時短に
サイズはすべて240mlで揃えました。
最初は「大は小を兼ねる」で選んだのですが…
思いのほかよく飲む子で、すぐに200ml近く飲むようになったので、結果的に240mlを選んで大正解でした。
▶ 注意点:240ml哺乳瓶の乳首サイズ
240mlの哺乳瓶にはMサイズの乳首が付属しているので、新生児用(SSまたはSサイズ)を別途購入する必要があります。
3way哺乳瓶除菌ケース(レック)
哺乳瓶の消毒方法には「煮沸・薬液・スチーム・電子レンジ」などがありますが…
我が家では薬液除菌と電子レンジ除菌の両方に対応、そして保管ケースにもなる3wayタイプの除菌ケースを選びました。
特に電子レンジ除菌は、時間短縮になってとても便利でした!
※2025年現在ピジョン公式では、哺乳瓶の電子レンジ除菌は推奨されていないようです。
我が家では使用方法をしっかり守ったうえで、自己判断で電子レンジ除菌を行っていましたが、特にトラブルはありませんでした。
ただし、気になる方は自己判断のうえで、ご自身の哺乳瓶の取扱説明書をよくご確認くださいね。
ピジョンの哺乳瓶(母乳実感)は3本入ります。
哺乳瓶ブラシ
哺乳瓶を使うなら哺乳瓶用の洗浄ブラシは必須です!
定期的に交換ができるように、ブラシ部分の取り換えができるタイプがおすすめです。
哺乳瓶洗剤
すすぎ残しがなければ通常の食器用洗剤も使えるとのことですが・・・
やはり成分や安全性に配慮がされている「哺乳瓶用洗剤」はあるととても安心でした。
私はピジョンの大容量800mlの洗剤を購入。詰め替え頻度がゆっくりで助かります。
野菜も洗える優しい洗剤です。
旅行時や帰省時に役に立った「泡スプレータイプ」も持っておくと便利です!
シュっとスプレーをしたら、しばらく置いて流すだけ!

ただすぐ無くなるので、日常使いにはあまりおすすめしないです。
おむつ・おしりまわりのお世話グッズ
オムツ(グーン)
オムツは、退院直後から妊娠中にあちこちでもらったサンプル品を試していました。
その中で特にオムツかぶれもなくてコスパが良かった「グーン」を選びました。

グーン、安いのに優秀…!!
おしりふき(グーン)
オムツがグーンだったので、おしりふきも同じくグーンで揃えました。
何と言ってもコスパがいい…!!
毎回段ボール買いをしてストックしています。

ちなみに、おしりふきのフタは「ワンプッシュで開くタイプ」がおすすめ!
片手でサッと開けられるので、バタバタ育児の中では本当に助かります。
オムツごみ入れ
コチラ↓の記事でも紹介していますが、オムツのゴミ入れは「パン袋」が最強です。
値段は300枚入りで750円ほど。
こんなに安いのに、これに使用済みオムツを入れて結ぶだけで、まったく臭いません!

ねんねで活躍したアイテム
ベッドサイドベッド(ファルスカ)
私たちは普段ダブルベッドで寝ているため、大人2人+赤ちゃんの3人ではスペース的に少し窮屈。
そのため、ベビーベッドの導入は必須でした。

そんな時に見つけたのが「ファルスカのベッドサイドベッド」です。
高さを調整して大人用ベッドにぴったり横付けできるので、赤ちゃんの様子をすぐそばで見守りながら一緒に眠れるのがポイントです。
夜中に泣いた時もすぐに対応できるし、オムツ替えもラクラク。
抱っこで寝かしつけたあとも、スムーズにベッドへ移せました。
《現在我が家の寝室はこんな感じです(生後6ヶ月)》
通常のベビーベッドとしても使用可能ですが、一般的なベビーベッドのように柵をスライドして下ろす機能はありません。
寝んねについての体験談やグッズ紹介は別記事にて!
ベッドインベッド
こちらは夜用のベッドではなく、「日中リビングで過ごす時用」として購入しました。
ベビーベッドを部屋間で移動するのが難しく、リビングでのねんねスペースに悩んでいたところ、このベッドインベッドに出会いました。
軽くて持ち運びやすく、ちょっとした移動もラクラク!
寝かせたい場所へパッと設置できるのが便利でした。

おくるみ
赤ちゃんを包み込んで安心感を与え、モロー反射による覚醒を防ぐことができる「おくるみ」。
我が子には合っていたようで、モロー反射で起きることは少なかったと思います。
頻回授乳が必要な新生児期。
少しの時間でも赤ちゃんと一緒に眠ることができて、おくるみの存在は大きかったなと思います。
汗をたくさんかいたり、吐き戻しがあったりするので洗い替え用で数枚用意するのをおすすめします。

おくるみと同じ効果がある「スワドルアップ」という商品もあります。
沐浴・お風呂タイムに使ったもの
ベビーバス(リッチェル)
リッチェルの「ひんやりしないおふろマット」は本当に買って良かった商品です。
その名の通り、冷たさを感じにくい素材でできていて、湯を張っていなくても赤ちゃんを直接寝かせられます。

お風呂の後立てかけておけば、すぐに乾きます。
新生児期の1週目頃は、赤ちゃんもまだふにゃふにゃ。
親も沐浴に慣れていない時期なので、少し難易度は高めに感じるかもしれません。
赤ちゃんが少しずつしっかりしてくると、両手を使って洗えるようになって、ぐっと楽になります。
長く使える点も嬉しいポイント。
公式サイトでは「新生児〜6ヶ月頃まで」と記載されていますが、実際にはお座りが安定するまでは十分使える印象です。

ベビーソープ&ローション(ジョンソンベビー)
セットで安い!という理由で買ったのが最初でした。
使用してみると肌荒れも全然なくて、洗いあがりもしっとり。
気に入ってずっとリピートしています。

沐浴ガーゼ
産院から沐浴ガーゼの使用を勧められ、購入しました。
「お風呂の時に裸のままだと赤ちゃんが不安になるから、かけてあげてね」と。

タオルや着ていた服でも代用できるようです。
ベビーワセリン
お風呂のあとに皮膚を保護する目的で購入しました。
ワセリンは全身ではなく、顔や汗疹ができそうな首回り、オムツかぶれしやすい場所に塗布しています。

おかげで、ツルツルお肌をキープできています!
赤ちゃん綿棒
退院後のおへその除菌をしたり、耳の穴の外側の汚れを取ったり、鼻の入り口付近にある鼻くそを取ったり…
赤ちゃん綿棒は結構出番があります。

デコボコ綿球(スパイラル)の方が汚れが取れやすくおすすめです。
番外編|その他あると便利だったアイテム
ケトル
ミルクをあげるならケトルは必須です。特に温度が確認できるタイプがおすすめです。

*我が家のミルクの作り方*
- 事前に100℃まで沸かしたお湯を冷まして、「湯冷まし」を作っておく
- 哺乳瓶に粉を入れて、ケトルで沸かしたお湯を半量入れてよく混ぜる
- 残り半量は作っておいた湯冷ましを入れる
- 温度を確認して、熱ければ流水で冷ます
ミルクの量が増えるほど冷めにくくなりますので、この方法がおすすめです。
湯冷ましは長時間保管しておくと雑菌が繁殖するので、24時間に1回は作り替えます。
ちなみに湯冷ましはこんな容器に入れて冷蔵庫で保管しています。↓
爪切り
赤ちゃんは爪が伸びるのがとにかく早い!
顔をよくかぐったりするので、爪は常に短くしておきたいです。
大人用の爪切りでは難しいので、赤ちゃん用爪切りがあると便利です。
我が家ではピジョンの爪切りにお世話になっています。とても切りやすいです。
体温&ミルク温度計
赤ちゃんの体温をチェックする時、大人用ではうまくできないことも。
非接触の体温計だとおでこにかざすだけで簡単に計測ができます。
我が家の体温計はミルク温度計にもなるので、ミルクの温度が不安な時に測って飲ませています。

授乳ライト
夜中の授乳やオムツ替えの時に、明かりによる刺激を赤ちゃんに与えないようにするためのアイテムです。
とても柔らかい光です。
昼夜をきっちり分けるために夜は基本真っ暗にして、赤ちゃんのお世話をする時は授乳ライトのみを付けて行っています。

使ってみたけれど、我が家では出番が少なかったアイテムたち
ミトン
産院に入院中、赤ちゃんにミトンをつけてもらっていたこともあり、退院後に追加で購入しました。
赤ちゃんが爪で顔をひっかいてしまうのを防げるのが良い点ですが…
実際に使ってみると、動くたびにすぐ外れてしまうことが多く、さらに指しゃぶりの妨げになるという思わぬデメリットもありました。
そのため退院後1週間ほどで使わなくなってしまいました…。

それでも傷ができる時はあったんですけどね…。
爪の成長が早い時期なので短期間だけ使用する、または搔きむしり対策として一時的に使うのがよさそうだなと思いました。
授乳スタイ
授乳スタイは、赤ちゃんがミルクや母乳を飲むときに、服を汚さないようにするためのものです。
首元に挟み込むタイプが多いです。
↑こんな感じの可愛いらしいスタイです。
特に何も考えずに妊娠中に衝動買いしました。
しかし新生児期の頻回授乳に、いちいちスタイを用意する余裕がなく…
結局、いつも手元にあるガーゼでさっと拭いて済ませてしまっていました。
少し育児に慣れてきた頃に再チャレンジしてみたのですが、赤ちゃんが自分で引っ張って取ってしまい、出番はほとんどなし…。

吐き戻し対策にも◎
おしゃぶり
おしゃぶりは赤ちゃんを落ち着かせたり、寝かしつけにも使われるアイテムです。
なかなか泣き止まなくて困っていた時に購入しました。
しかし我が子には合わなかったのか、ペッと出してしまい、あまり使えませんでした…!
おしゃぶりがなくても寝つきはいい方だったので、その点は助かりました。
このアイテムは赤ちゃんによって好みがはっきり分かれるものだと感じました。

赤ちゃんの反応を見ながら使うのがおすすめです!
まとめ|買ってよかったアイテムは?
新生児期を終えてみて、特に活躍したのは以下のアイテムたちでした。
- お風呂タイムが快適に「リッチェルのひんやりしないおふろマット」
- リビング用ベッドとして便利だった「ベッドインベッド」
- ミルク作りを快適にした「温度が確認できるケトル」
- 臭いをシャットアウト!「オムツごみ袋(パン袋)」
この記事でご紹介した商品はどれも使った助かったものばかりです。
気になる商品があれば、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
同じアイテムでも、赤ちゃんの性格や家庭のスタイルによって「合う・合わない」は違います。
“うちの子の場合”というリアルな体験が、少しでも参考になれば嬉しいです!