はじめに

たくさん悩みながら取り組んできた私達の経験が、同じように頑張っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
専門病院での不妊治療がスタート。検査の結果、人工授精に進むことに。
第4話、人工授精編スタートです。
第3話はこちら↓
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妊活レポート不妊治療編 ー不妊治療~和痛分娩での出産までの体験談③ー
前回の第2話はこちら↓ 受診前にネットで情報収集 調べてみると病院の情報だけでなく、不妊についての基礎知識から不妊の原因、どのような検査や治療をするか、費用がどのくらいかか ...
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職場への報告
人工授精が始まる前に、今後仕事を休んだり残業ができなかったりする日が増えるだろうと思い、職場スタッフ皆に報告をすることにしました。
私は医療機関で事務として働いており、スタッフは先生を始め皆さん女性。
子供がいる主婦が多い職場なので、正直相談はしやすい環境だったと思います。

休む機会が増えると思います。ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただけると嬉しいです。
打ち明けるのはすごく勇気がいりましたが、皆さん「うん、うん、大丈夫だよ」と聞いてくれたのですごくありがたかったです。
さらに報告をしてから、「仕事でもストレスをためないほうがいいよ!」と私の仕事を手伝ってくれる方がいたりと、本当に職場に恵まれているなと感じました。

人工授精開始
2022年4月から不妊治療が保険適応になり、もちろん人工授精も保険でできるのですが、最大6回までと適用回数が決められているとのことでした。

人工授精1回目
人工授精の施行日を決めるため、事前に生理開始日の3日後と12日後の2回通院が必要でした。
ホルモン値測定やエコー検査で確認をします。

毎回採血やエコーしていると慣れてくるなあ…
人工授精当日は朝家で採精をして、すぐに病院に。
精製が完了するまでは約1時間。ひたすら待ちます。
名前を呼ばれて人工授精の処置が終わるまでは一瞬でした。


病院の判定薬は、早期に検査をして分かるタイプのものだったので購入することに。

1回目の結果
生理予定日の少し前に判定薬を使ってみましたが、結果は陰性。
その後予定日に生理がきました。


人工授精2回目
流れは1回目の時と全く同じでした。



そう言いつつ、いつも通り妊娠初期症状について調べまくるのでした。
異変?
2回目の人工授精を終えて10日後。
その日は休日で夫婦2人で遊びに行くことに。
自転車で少し遠出をしました。(10㎞くらい)
帰宅後突然の腹痛が私を襲い、トイレで嘔吐。


普段妊娠を気にしてネットで調べまくる毎日なのに、この時はなぜか妊娠したとは考えなかった私。
夫は妊娠しているのでは?と思っていたようです。
夜中に覚醒
それから数日後、生理予定日前日。なぜか夜中の4時頃目が覚めました。
待ちきれず、病院で購入した判定薬を使ってみることに。
すると…

たたき起こしてでも夫に報告したかったのですが、すやすや気持ちよさそうに眠っている顔を見て、仕方なく起きるまで待つことに。

覚醒したまま朝を迎えたのでした。
夫へ報告
SNSなどでよくサプライズで夫にエコー写真と共に報告をしている動画を見るのですが、そんなことはしません。検査を受けるまで待てるはずがありません。
翌朝すぐに夫に伝えました。



でもまだ油断できないから!来週病院に行ってエコー検査してもらうね!

感謝
後日改めて判定薬を使用しました。

その1週間後、病院に受診し確認をしてもらいました。(この時はまだ不妊治療の病院です)
ここから数回は当院に受診してもらって、その後は産婦人科に紹介しますのでどこに通院するか決めておいてくださいね


1番最初のエコー写真です。
妊活を始めて約3年、ようやく私達のところにやってきてくれました。
病院を転院してからわずか3ヵ月での妊娠でした。
専門病院に受診して本当によかったと思っています。
私に合った治療をスピーディに行ってくれた専門病院の先生、そしてアドバイスをくれた職場の院長先生、協力してくれた職場スタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。


まだまだ妊娠初期。これから9週の壁や12週の壁など乗り越えていく必要があります。

次回からは妊娠編に突入です。
不妊治療でかかったお金については別記事で紹介します。
ーー続くーー