
皆さんは妊娠から出産まで、どのくらいのお金が必要か気になりませんか?
私も妊娠が分かってから「出産費用っていくらくらい…?」と気になってたくさん調べました。
実際にかかるお金は、病院の検診費用や入院費だけでなく、マタニティグッズ、ベビー用品、さらには交通費までさまざま。
今回は、私が妊娠~出産までに実際に支払った費用をすべて公開します。
これから出産を迎える方や、予算の目安を知りたい方の参考になれば嬉しいです。
妊活~出産までの体験談をまとめています↓↓
不妊治療編 妊娠編 出産編 続きを見るシリーズで読む:わたしの妊娠出産記録
妊娠~出産までに支払った総額は…
総額と大まかな内訳
私の場合、妊娠が分かってから出産するまで支払ったお金は、合計で約446,000円でした。
この金額には、
- 妊婦健診費(自費)
- マタニティグッズ
- ベビー用品
- 出産・入院費用
- その他(交通費)
が含まれています。
私は約2年間の妊活、そして専門病院で不妊治療を受け妊娠しました。
その時の費用の内訳は別記事をご覧ください。
-
妊活にかかった費用を全公開|不妊治療・サプリ・検査など妊娠までのリアルな出費
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出産は妊娠36週目で予定日よりも3週間早く迎えました。
また実家が遠方なのですが里帰りはせず、自宅近くの産院での出産です。ご参考までに。
妊娠中にかかった費用【妊婦健診・マタニティ用品など】
妊婦健診の費用
総額:約85,000円
+交通費12,000円(電車、タクシー代)
妊婦健診は自治体から補助券(受診券)がもらえますが、すべてが無料になるわけではなく、補助額を超えた分は自己負担になります。
私の場合、専門病院で不妊治療を受けていたので、妊娠の確認~産院へ転院まで自費で診療を受けていました。
計4回の受診でしたが、それだけで約30,000円かかっています。
産院に転院して、最初の感染症の検査等は補助券を使っても10,000円ほどかかりました。
それ以降は補助券を使用して毎回2~3,000円前後支払っていました。
補助券を使用した妊婦健診の回数は計9回でした。
(私は正期産手前の早産だったので、通常は13~14回になると思います。)

マタニティグッズの購入費
総額:約42,000円
*購入品*
- C型抱き枕
- お風呂椅子
- 妊娠線予防クリーム
- 骨盤ベルト
- 着圧ソックス
- マタニティパジャマ×3
- マタニティ下着
- 腹帯 など・・・
妊娠生活をできるだけ楽に過ごすために色々購入しました。
私の一押しはお風呂椅子です。立ち座りがしやすい高さがおすすめです。
マタニティパジャマや下着は産後の授乳時にも活躍するので、買っておいて損はないです。

グッズについて詳しくはコチラの記事にまとめています↓
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出産にかかった費用【入院・分娩】
総額:約232,000円 ※出産育児一時金50万円を引いた費用
→その内100,000円は初期の妊婦健診の時に前払いでした。
*内訳*
- 入院日数:6日
- 分娩方法:和痛分娩
- 分娩費:約400,000円
- 入院費・室料:約80,000円
- 新生児管理保育料:約94,000円
- 検査・処置料:約54,000円
- 産科医療補償制度:12,000円
- その他:約72,000円
出産費用は正常分娩の場合、平均で約48万円と言われています。
それと比べて私がかかった出産費用は25万円ほどオーバーしています。

①普通分娩ではなかった
私は筋肉注射や吸入麻酔を使って陣痛を和らげる「和痛分娩」で出産しました。
通常の分娩費に加えて10~20万円追加になっていると思います。

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②出産が深夜だった
破水から始まった私の出産。
病院に到着したのは早朝、そして出産したのは夜23時頃でした。

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③赤ちゃんを夜間預かってくれていた
私が出産した産院は夜8時~朝8時まで赤ちゃんを預かってくれて、夜はしっかりと休む時間がとれました。
その分管理保育料がしっかりとってあると思います。
その他にも
- 病室が個室だった(個人産院なので大部屋はなし)
- 毎食ご飯が豪華だった
- エステを1回受けることができた
など・・・。

23万円かかりましたが、ここで産んで良かったと思っています!
出産準備でそろえたベビー用品費用
総額:約75,000円
*購入品*
- 衣類(肌着・ツーウェイオール)
- ねんね用品(ベッドやマット、おくるみなど)
- ミルク用品(哺乳瓶や除菌ケースなど)
- バス用品(バスマットやベビー用洗剤など)
- 授乳クッション・円座クッション
- オムツごみ袋
- 洗濯用品
- 授乳ライト
- プーメリー など・・・
ミルクやオムツは試供品や産院からもらえるので、出産前には購入しませんでした。
ベビーカーや抱っこ紐も新生児期には使わないので、生後1ヶ月以降に一緒に買いに行くことに。
特に衣類、ねんねグッズ、お風呂グッズはすぐに必要なので、事前に用意しておきましょう!

妊娠後期は何があるか分からないので、早めに準備しておくことをおすすめします。
出産準備についてはコチラの記事にまとめています↓
費用を抑えるために使った制度・補助金
妊娠・出産にはまとまったお金がかかりますが、国や自治体の制度をうまく使うことで自己負担を大きく減らせます。
私が実際に利用したのは、以下の3つの制度です。
出産育児一時金
健康保険から支給される制度で、1児につき50万円(2023年4月以降の改定額)受け取れます。
私の場合は「直接支払制度」を利用し、病院に直接支給される形だったので、会計時に50万円を引かれた状態で精算できました。
この「直接支払制度」は全ての医療機関で導入されているわけではないとのこと。事前確認が必要です。
妊婦健診の補助券
妊婦健診は保険適用外ですが、自治体から補助券が支給され、基本的な健診費用をカバーしてくれます。
私の地域では14回分の補助があり、健診ごとに補助券を提出する形でした。
(14回を超えると追加補助券がありました)

でも補助券1枚1枚に名前や住所を書くのは結構大変!
自治体の出産祝い金や物品支給
自治体によっては、出産祝い金やおむつ・ミルクなどの物品支給があります。
私の住んでいる地域では、「子育て応援ギフト」として妊娠中と出産後に5万円ずつ支給されました。
さらに産後パパ育休として4週間以上育休を取得したら応援金として10万円が支給。

各自治体の出産支援をしっかり調べて全部もらえるようにしときましょう!
少しでも費用を節約するために・・・
プレママ特典やサンプル品の利用
私が妊娠中にしていたのは、「無料でもらえるサンプルは全部もらっておく」作戦です。
中には抽選のものもありますが、無料で応募できるものはしておいたほうが絶対にいいです。
*私が無料でもらったもの*
- アカチャンホンポ:オムツやミルクのサンプル、マタニティマーク
- トイザらス:出産準備サンプルバッグ(オムツやミルクなど)
- 西松屋:プライベートブランドのサンプル詰め合わせ
- Amazon:出産準備お試しBOX
- フレフレママ!:おむつポーチ
- ディズニー英語:サンプルCD、防水ポスター
- たまひよ(応募):ピジョンの哺乳瓶
- たまひよ(産後):新生児肌着50サイズ
- たまひよ(産後):赤ちゃんの名前入り絵本
特にオムツはたくさんのサンプルをゲットしたので、退院してからの購入で間に合いました!
ミルクはほほえみのサンプルが多い印象。我が家ははぐくみ派なので、非常用として保管してあります。

私はオムツ替えシート、オムツポーチをゲット!結構使っています!
まとめ
支払ったお金まとめ
- 妊婦健診・・・約85,000円
- マタニティグッズ・・・約42,000円
- 出産・・・約232,000円
- ベビーグッズ・・・約75,000円
- その他(交通費)・・・約12,000円
総額・・・約446,000円
妊娠・出産にかかるお金は、生命の誕生に伴う大切な準備費用です。
お金は確かにかかりますが、赤ちゃんと過ごす最初の時間を快適に、安心して迎えるためには必要な投資です。
制度や補助金、プレママ特典など使って少しでも負担を減らしつつ…
必要だと思ったものはきちんと揃えて、安心して出産に臨みましょう!
今回ご紹介した費用や内訳はあくまで私の体験談ですが、これから出産を迎える方にとって目安や準備の参考になれば嬉しいです。