就職活動をしている人やこれから就活をはじめる人はこんな風に考えたことはありませんか?
もちろん著者も就活の時に考えましたが答えは分かりませんでした。
しかし入社後に、ちょっとしたきっかけで採用面接をしていた上司らに
と聞く機会があり、現役で面接を担当する人の意見を聞くことができました。
そこで今回の記事では企業の面接官が欲しがる人材について、新卒向けにご紹介していきます。
この記事はこんな人におすすめ
- 今就活・転職活動真っ最中の人
- 就職・転職活動をこれから始める人
- 面接官が面接で評価しているポイントを知りたい人
この記事を書いた人
もぐら夫
・夫婦でブログ運営
・国立大院化学系卒
・現役で東証一部上場の化学メーカー勤務
・研究開発職
・就活時は複数社内定あり
・2017年から勤務
本編の前に20代の理系向けに特化した就職サイトやCMで話題のリクルートサイトをご紹介!
就職や転職を考える時期になっているはぜひ参考にしてみて下さい。
面接官はどんな人?
まずは面接官がどのような人物(職種)かを知る必要があります。
なぜなら、相手の立場やバックグラウンドによって、話し方や話の内容、深さを調整する必要があるからです。
例えば理系の就活で研究の話をするとします。以下のどちらが分かりやすいでしょうか?
例1
私の研究成果は、ドナー型分子とアクセプター型分子を広いπ共役を持つ構造で繋ぐ事で、以下2つの特徴を持つ分子を設計・開発した事です。
①バンドギャップを小さくし、700nm~1400nm領域に強い吸収を持つ事、②この波長域で酸素を励起状態にする事を可能とした事。これによってDDSと組み合わせる事で光線力学療法への応用が期待できます。
例2
私の研究成果は癌治療等への応用が期待できる化学分子の開発に成功した事です。
恐らく9割以上の方は後者の例が分かりやすかったと感じるのではないでしょうか?
例1では例2に比べて詳しく書いてありますが、この分野の研究をしていない人からすれば頭がパンクするような情報ばかりでしょう。
端的に言えば不要な情報ばかりです。
しかし逆に専門家相手だと、更に詳しい情報が求められます。
つまり上述の通り、相手によって求められる情報は変わるため、話す内容は調整する必要があるということが大切です。
一般的には面接官は以下の場合であることが多いです。
面接官の職種
採用人事
現場の管理職
企業役員
面接の時は誰に向けて、何を話すかを意識しましょう。
そして、今回著者が実際に話を聞いたのは①採用人事担当、②現場の管理職(技術系)です。
前置きが長くなりましたが、面接官がどのような人材を欲しがっているのか、3つのポイントに分けて具体的に解説していきます。
余談ですが、面接の話を入社後に聞いた理由は、大学の後輩が著者の企業を第一志望としていて、相談されたからです。
容姿面
まずは第一印象を決める容姿面です。
見た目って気にされるの?
他の項目が同じくらいの評価ならやっぱ美男美女を取っちゃうらしい(笑)
弊社の採用人事によれば美男美女は就職活動でも有利なようです。
該当者は容姿端麗に生んでくれたご両親に感謝してください。
ただ、そうでない人も悲観する事はありません。
色々な就活のすすめにも書いてある通り、大切なのは「清潔感」です。
これさえしっかりしていれば、容姿でマイナスになる事は基本的にありません。
能力面
多くの企業では面接の前に筆記テストがあるかと思います。
能力面の一部に関しては、このテストで見られています。
テストの内容は企業によっても変わりますが、以下から出題される事が多いです。
筆記テスト
・言語(国語)
・論理的思考力
・図表読取
・外国語(英語等)
一方で、面接で見られる能力は下記です。
面接で見られる能力
コミュニケーション力
論理的な説明力
常識力
プレゼン力
※熱意等も大切ですが能力ではないので省略します
企業はチームで動くから、頭良くてもコミュニケーションとれなきゃ仕事にならないんだよね
座ってる時の姿勢とか、服装とか、話し方とかだね
きっとここは全員がしっかり練習してくるんだろうね
上記の通り、面接ではテストで見る事ができない①コミュニケーション力、②論理的な説明力、③常識力、④プレゼン力を重要視されます。
内面
面白さとか変わってるとかって仕事とどんな関係があるんですか?
どうせなら職場の雰囲気が良くなりそうな人と一緒に働きたいでしょ?
だからできるだけそんな人を採用してるんだよ
以上のように、上司との会話で分かった事は「大切なのは一緒に働いて楽しそうかどうか?」という事です。
面接が今後ある人は、明るい表情等を意識すると良いです。
面接ではありませんが、筆記・webテストで性格診断のようなものがよくあります。
あのテストでストレス耐性が一定値以下と判断されたら落とされるらしいです(少なくとも弊社では)。
著者が務める企業は世間的にはホワイト企業なのですが、それでもストレス耐性を見られていることに少し驚きました。
ちなみに対策方法は分かりませんが、対策法が分かったとしても高ストレス耐性を演じて就職すると、就職してからが辛いのでおすすめはしません。
まとめ
今回の記事では、企業の面接官が欲しがる人材について、採用担当の話をご紹介しました。
その結果以下である事が分かりました。
面接のポイント
・容姿面⇒清潔感
・能力面⇒コミュ力等
・内面⇒一緒に働いていて楽しそうな人か?
これから面接がある人は是非参考にしてみて下さい。
また、就活の準備に関しては下記の記事で紹介しています。
就活の準備は何からすればいい?いつからはじめるの?
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最後に改めて就職サイトをご紹介!