こんにちは。もぐらさん(夫)です。
今回は私が実際に受験し、合格した危険物甲種の勉強法について解説していきます!
ちなみに合格すると↓のような免状がもらえます。
もぐらさんが危険物甲種受験まで
まず私が危険物甲種を受験した経緯ですが、会社(上司)に
薬品の管理者になってもらうから、次の試験で危険物取扱者の資格とってきて
とある日突然言われた事がきっかけでした。
こちらは別ブログでも紹介しておりますので、ご興味を持っていただけましたら是非ご覧ください。
化学メーカー勤務で危険物取扱者の免状を持っていないとこんな事になるかもしれませんので、取得を迷っている化学者の皆さんは是非この記事を読んで、資格取得に挑戦してみて下さい。
危険物甲種受験資格
危険物甲種は受験するために資格が必要です。
具体的には下記4つの内どれかを満たしている必要があります。
1.乙種危険物取扱者免状を有する者
2年以上の実務経験または①~④の4つの免状がある者
①第1類または第6類
②第2類または第4類
③第3類
④第5類
2.大学等で化学に関する学科等を修めて卒業した者
3.大学等で化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
4.修士・博士の学位を有する者
私はこの中で2~4に該当していたため、受験資格がありました。
2~4に該当しない場合でも乙種から資格を取っていけば受験資格がありますのでご安心下さい。
受験費用
危険物甲種を受験するのにはお金が必要です。
受験料は2021/3/9現在で6,600円です。
料金は時々変更されるようなので、一般財団法人 消防試験研究センターのHP(下リンク)からご確認下さい。
https://www.shoubo-shiken.or.jp/kikenbutsu/charge.html
合格率
危険物甲種は毎年20,000人~26,000人が受験し、その3割程度の人が合格しているようです。
つまり、危険物甲種の合格率は30%です。
しっかり勉強しなければ必ず落ちますので、受験を決意している方は気を引き締めて勉強しましょう。
目指せ一発合格!危険物甲種勉強法
合格基準は?
危険物甲種に合格するためには下記の3項目全てで60%以上の正答率が必要となります。
1.危険物に関する法令(法令):15問
2.物理学及び化学(物化):10問
3.危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(性状):20問
また、理系と文系で学習の進め方が変わってきますのでご注意下さい。
今回は理系向けの勉強法について解説していきます。
理系向け勉強法
勉強法 法令・性状
理系の人の鬼門は法令+性状です。
とにかくこの2項目を重点的に勉強しましょう!!
実際に私も勉強時間の6割が法令、3割が性状でした。
何といっても覚える事が多い!私は「わざわざ覚えなくても必要な時に調べればいいじゃん!」とか、ぶつぶつ文句を言いながら勉強しておりました。
なかなか覚えるのが大変ですが、そんな時は↓こちらの参考書で勉強すると良いと思います。
すでに合格した同期から譲り受けた参考書なのですが、語呂合わせが多くて使いやすかったです。
語呂合わせは場合によっては合わない人もいるかと思いますが、私はこれでバッチリ覚える事ができたのでお勧めします。
多少無理のある語呂合わせもありましたが、逆に頭によく残りました(笑)
語呂合わせでの勉強が得意な方は是非、使ってみて下さい。
物化 勉強法
理系の場合、物化に関しては高校化学レベルなので、2~3週勉強すれば6割はとれるようになるかと思います。
私は語呂合わせを↑の教材、練習問題を↓の教材で学習しておりました。
学習の参考になれば幸いです。
学習時間(もぐらさんの場合)
ちなみに、目安の勉強時間として私は1日4時間×10日程度学習しました。
ただし、社会人になってから1日に4時間も勉強するのはなかなかしんどいので、皆さんは余裕のある学習計画を立てましょう。
まとめ
今回は理系向けに危険物甲種取扱者合格のための勉強法について解説しました。
理系の場合、「物化」は難易度はそこまで高くないので、勉強時間をできるだけ「法令」と「性状」に回しましょう。
また合格するためには、数十時間の学習時間が必要ですのでしっかりと計画をしてから勉強に取り組みましょう。